あなたが私にくれたもの~友人からのプレゼントへのお礼の手紙~
先日、1年ぶりに仲良しのハンバートさんとの再会をはたしました。
※ 再会についての記事はこちらから
楽しいおしゃべり夢中になっていたとき、ハンバートさんがバッグから何かを取りだしました。
「これ、ハナコに誕生日プレゼント。」
ハンバートさんと会ったのは2月。
私の誕生日は10月です。
聞けば去年の私の誕生日のころ、ちょうど音楽で収入があり、なにかプレゼントをと考えてくれたとのこと。
私が文章を書くことを、誰よりも応援してくれているハンバートさん。
そんな彼女が音楽で生みだしたお金でプレゼントを買ってくれたこと。
それは私にとって、2重に価値のあるものでした。
自分の言葉で、何かを創りつづけること。
ハンバートさんは私の目標の、一歩先を行く人でもあり、いつかは肩をならべて一緒になにかを作りたいと願う人でもあります。
文章を書くための役に立てばと用意してくれたプレゼントは、これから書きつづけるための支えとなってくれるものでした。
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あなたが私にくれたもの
先日は、お誕生日プレゼントをありがとう。
いつだったかプレゼントを用意してくれたと聞いた記憶があったのですが、あなたのことだから、ホントか嘘かもわからないと思って忘れていました。
だから知っていたけれど、サプライズっていうおかしな状態。
でもとてもうれしかった。
プレゼントそのものも、あなたが音楽で得たお金で買ってくれたことも。
今さらこんな夢と、他の人にはなかなかさらけ出せない気持ちを、あの日もあなたには照れることなく話すことができました。
必ずがんばると、誓うことができました。
そんな私の役に立ててと、あなたがくれたもの。
実はあなたに久しぶりに会えたあの日まで、私は1人で自分の言葉と向きあうことに格闘していました。
言葉と格闘していたのではありません。
向きあおうとすればするほど、ちゃんと集中できない自分と戦っていました。
そんな時にあなたがくれたのはiTunesカード。
好きな音楽を買ってもいい。
気ばらしのゲームを買ってもいい。
文章を書くのに必要なアプリを買ってくれてもいい。
なにをしてても応援してるから、と。
プレゼントはいつも具体的なあなたらしからぬ、意外なものでした。
それでもダメなときだって一緒だと、横を歩いてくれようとしたあなたの気持ちに、ありがとうの気持ちでいっぱいになりました。
「大切に使うね。」としか言えなかったけど、あなたが見ていてくれる痕跡を、これでひとつずつ残して行こうと決めました。
スケジュールを管理するためのアプリ。
仕事に集中するためのアプリ。
そしてあなたとの会話をより楽しむためのスタンプ。
前から使ってみたいな、と思っていたものを3つ買ったので、残りはまたゆっくり考えて使います。
これだけでもずっと環境の整った状況に、そしていつも見守られている心強さに、ここ数日、前進している実感が持てています。
あなたからのプレゼントをちゃんと有効につかって、次に会うときは必ず「がんばってるよ、ありがとうね。」と言うつもりです。
あなたのことだからきっと、「ハナコは私が育ててやったんだ。」とかなんとか。
でもいつか本当にそう言ってもらえるように、今日もちゃんと積み重ねていく。
あなたと会える明日のために、毎日つづけていく。
プレゼントありがとう。
また会おうね。
ハナコ
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大切な友達だから応援する
これまで、ハンバートさんがプレゼントしてくれたものは、ハンバートさん自身の好みで選んでくれたものでした。
セリフが感動的なマンガ。
おすすめのDVD。
原作を読んだときから2人でもり上がった映画のチケット。
だから今回のプレゼントを見たとき、とても意外な気持ちがしました。
「私が自分でほしいものを選ぶの?」と。
でもいざ数千円の予算を前に、何に使おうか考えていると、日々デジタルの世界で文字に向き合う私に、ハンバートさんがかけてくれた思いが伝わりました。
のほほんとしていた頃の私には、たくさんの刺激をくれたハンバートさん。
でも私が自分の進むべき方向を見つけた今、彼女がくれたのはそっとよりそってくれるやさしさでした。
これから先、私はさらに孤独な世界で自分の言葉を探します。
それでも1人じゃないよと、違うフィールドで戦う友人からの応援は、本当に心強いプレゼントでした。
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