いよいよ迎える師走にむけて~友人への今年も1年ありがとう~

師走の足音が聞こえて来ました。

行事に追われた2学期も、いよいよ終盤。

子供たちはすでに、冬休みへのカウントダウンを始めています。

やっと大きなスケジュールをこなしたと思ったら、次に待っているのはクリスマスに年末年始。

お母さんたちにはまだまだ今年の仕事が残っています。

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長い休みがつらいのは、何よりも「大変だったね。」と言い合える友達と会えないこと。

マイナス面が強調されることの多いママ友ですが、ハナコの大切なママ友はすでに戦友とも呼べる友人です。

お互いの大変さがわかっているので甘えることはありませんが、同じようにがんばっている人の存在は、子育てにおいてかけがえのないものです。

師走に入ればまた別々の場所で、1人の戦いが始まります。

その前に円陣の気分で、エールを送る手紙を書きました。

 

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クリスマスと、年末と、お正月

ハルちゃん

2学期、あと15日しかないって知ってた?

子供に聞いてびっくりでした。

この前やっと夏休みが終わったねって話したばかり。

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運動会に発表会に参観日、ひとつずつこなしたら、あっという間に年末です。

師走の足音だって聞こえてきそう。

クリスマスプレゼントはもう決まった?

わが家はサンタさんへの予約は11月中にねって言ってあるから、12月に入ったら大急ぎで買い物に走ります。

一昨年はこえだちゃんのおうちがないって青ざめて。

去年はマーメイドリカちゃんが、なぜかクリスマス前に製造中止。

同じようにハルちゃんは予定していた妖怪ウォッチが手に入らず、欲しいカードはコンビニ限定だなんて大騒ぎ。

ようやくそろったプレゼントをぎゅうぎゅう押し入れに隠して、終業式の日はチキンだケーキだと予約の受け取りに大忙し。

顔を合わせるたび、「何か忘れてないかな?」って2人で眉間にシワよせた。

忙しいね、お金とぶねってため息ついたけど、思い出したら笑えます。

なんでだろう?

楽しかったことしか覚えてない。

2学期の行事もあんなに大変だったのに、ハルちゃんと乗り越えたあれこれは、なんだか楽しい思い出に変わっています。

終わってしまえばバタバタも、大笑いのネタだったのかと思うくらい。

それもこれも、慌しさやハプニングがストレスになる前に、全てハルちゃんと話すことができたから。

今年も無事に、そして笑って12月を迎えられるのは、ハルちゃんがいてくれたからです。

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ありがとうね。

そして来年もよろしくね。

つらいのは終業式の後。

学校のあれこれがなくなるとは言え、クリスマスが終われば気晴らしのおしゃべりもなく、黙々と大仕事をこなす日々が続きます。

つまらないよ。

長い休みになるといつも、毎日笑えることって大切だなと思う。

もちろん子供たちとの楽しさもあるけれど。

私たちにしかわからない何かを笑い飛ばして、明日への力にできるようなこと。

でもきっと、ハルちゃんも同じ気持ちで戦っているんだなと思いながら、年末もがんばろうと思います。

親戚にも会う年始は、気もいっぱいつかうね。

また学校が始まったら、秘密のお疲れさまランチしようね。

 

ハナコ

 

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グチを笑いに変えること

お気楽な主婦といえども、子供、地域、親、そして自分の体のことまで、日々の悩みはつきません。

おしゃべりはグチで始まることもよくあります。

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それでも悩みを言葉にし、ああでもない、こうでもないと2人で話すうち、いつの間にか笑っていることに気がつきます。

あれ、グチってたんじゃなかったっけ。

頭ではそう考えながらも、なぜか自分の話していることが、ちょっとしたバカなことのように思えています。

こんなつまらないことに慌てちゃって。

よく考えたら、全然たいしたことないね。

結局悩んで損したわ。

オチはだいたい同じです。

おしゃべりする前はあんなに難しい顔をしていたのに。

最後は笑いすぎて、涙をふきながら別れます。

帰り道は悩んでたことすらすっかり忘れ、
「ハルちゃん、夕飯何にするのか聞いとけばよかった…」
なんてぼんやり考えながら歩きます。

だから明日もがんばれる。

笑うことや忘れることって、一人では難しいのです。

 

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約束の健診

とある共通の友人から婦人科健診の大切さを教わり、年齢のほとんど違わないハルちゃんとは、毎年一緒に受診することにしています。

体調やそれぞれのスケジュールもあり、予定はなかなか合いません。

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それでもわざわざ一緒に行くのは、1人だとあっさり延期や中止してしまいそうになる気持ちを抑えるため。

楽しいとは言えない健診のために、約束してまでスケジュールを空けることで、逃げられない状況を作ります。

どんどん落ち込む待ち時間は、ひたすらおしゃべりすることで気持ちをそらせます。

待っているあいだは不快な健診のことを忘れ、呼ばれるまで笑っています。

何種類かの健診が終わったら、
「来年もよろしくね。」
と約束します。

年齢や出産の時期が近かったせいか、ハナコとハルちゃんは似たような時期に体調を崩すことがありました。

子供からもらった同じ病気に、少しずれたタイミングでかかったことも。

そのたびにささやかにお互い助け合いながら、なんとか乗り越えて来たこともあり、健診は大切なイベントになりました。

楽しいおしゃべりの時間を守るため、明日も家族のためにがんばるため、ハナコは次もまた、ハルちゃんと健診に出かけます。

 

 

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