おいしいフルーツありがとう~秋の贈り物へのお礼~

知人から、フルーツの贈り物が届きました。

かすみさんは母の友人で、私が結婚して以来、ずっと季節の贈り物を届けてくれます。

私は十分なお返しをできないでいるのですが、かすみさんの贈り物からは、物のやりとりではなくて、「お母さんをがんばれ」のエールが伝わってきます。

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ご自身は3人の子どものお母さんだった人。

私の大先輩です。

いい子に並んだフルーツは、おしゃべりもおせっかいもしません。

それでも、甘い甘い秋の実りは、「これ食べて、明日もがんばってね。」と、かすみさんの気持ちをいっぱい伝えてくれました。

 

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季節感のある、ハガキや一筆箋に

かすみさん

つい先ほど、まっ赤なりんごがたくさん届きました。

夏の日ざしにぎゅっと閉じ込めれられた甘さが、体いっぱい染みわたりました。

いつもおいしい贈り物をありがとうございます。

秋だね、おいしいねって、家族みんなでいただきました。

朝晩がすっかり涼しくなりました。

お体を大切に、新しい季節を楽しくお迎えください。

ハナコ

 



 

秋の幸せが届きました

かすみさん

今日、かすみさんから秋の贈り物が届きました。

いつも気にかけてくださって、本当にありがとうございます。

まっ赤なりんごはとびきり甘くて、夏の太陽を思い出しました。

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このりんごも、暑さに耐えてきたんだねって、子どもたちと夏の健闘をたたえながらとてもおいしくいただきました。

私たちも、いろんな実が収穫できるといいねと、そんなことも話しました。

おいしいものは、気持ちを前向きにしてくれますね。

暑かったけど、がんばってよかったね、明日もきっといいことあるねと、みんな幸せな気持ちです。

子どもたちには気がかりなこともいろいろあるけど、一喜一憂ではなく、大きく構えて成長を見守っていたいなと思います。

とは言っても毎日が精一杯で、私こそが成長できていないと反省してばかり。

今の私よりずっと若かったはずのかすみさんや母が、とてつもなく存在感のあるお母さんに見えたのは、私が子どもだったからだけではないよね、と最近よく思います。

足りないものは、数えたらきりがないけど。

りんごのおかげで、エネルギーは満タン。

明日からもまたがんばります。

きっとりんごが実った北の地域のように、間もなくこちらも寒さを感じる季節になります。

お体を大切に、どうぞご自愛ください。

またお話しできるのを楽しみにしています。

 

ハナコ

 

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うれしいことも、苦しいことも知っている

かすみさんや母が子育てをしたのは、子どもの教育こそが、母親の使命だと考える人の多い時代でした。

私自身が受験戦争まっただ中にいた世代ではありますが、子どもの学力によって母親の価値まで決まってしまうような空気に、「お母さん、大変そう。」とげんなりした記憶は鮮明です。

時代が変わったことや、都会での生活を選ばなかったことで、私が母たちのようなプレッシャーを感じることはほとんどありません。

かすみさんが思うよりずっと、私は気楽に過ごしているだろうと思います。

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それでも、言葉にできないような息苦しさや、誰かに話すほどでもないようなうれしいこと。

そんな気持ちを、かすみさんは全部、わかってくれているんだと感じます。

食べきれないほどたくさんの果物が救ってくれるのは、成長期にある子どもたちの食生活だけではありません。

「わかるよ、一緒だったよ。」とやさしく光るりんごに、照れ笑いしながら、ちょっと泣きそうになった秋でした。

 

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