寒中お見舞い申し上げます~大切なあの人に、改めて新年のご挨拶~
寒中見舞いは松の内が明けた1月7日あたりから、立春となる2月4日前後までに送ります。
お互いの喪中など、新年のご挨拶を欠礼した場合に送ることが多いのですが、寒さも厳しく、体調を崩しやすい時期。
このあたたかな習慣をもっと活用するべく、寒中見舞いを書くことにしました。
クリスマスカードに年賀状と続き、どうしても地味な雰囲気がありますが、年末年始の祭りのあと。
まだ遠い春までのさびしい時期には、読む人の気持ちをなごませてくれる便りとなりそうです。
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相手が喪中で年賀状が送れなかった場合
楽しみにしていた年賀状の交換ですが、先方のご不幸では仕方のないこと。
それでも新しい年には、たくさんの良いことがあるように願いをこめて寒中見舞いを送ります。
寒中お見舞い申し上げます
新年の訪れとともに、寒さもより本格的になりましたね。
年末には喪中のご挨拶を頂き、ありがとうございました。
我が家ではこの春、長女が中学生になります。
試着した制服姿に、春が待ち遠しくなりました。
今年もまた、キョウコさんにとってはさらなる飛躍の年となりますよう、お祈りしています。
お体を大切に、ご活躍を楽しみにしています。
年賀状で伝えられなかった我が家の近況と、相手の活躍と健康を祈りました。
身内を亡くされたゆえの喪中であり、家族という言葉はあえて避けています。
こちらが喪中で年賀状が送れなかった場合
年賀状を送った後に、こちらが喪中であったことを知った方はきっと気まずい思いをされているはずです。
またあえて喪中はがきを送らなかったのであれば、つながりを大切に思う気持ちは、きちんと伝えたいと思います。
◎ 喪中はがきを送った後に届いた年賀状への返信
寒中お見舞い申し上げます
喪中の連絡が遅くなり、申し訳ありませんでした。
けれど毎年楽しみにしていたタカコさんからの年賀状、行き違いとはいえ拝見できたこと、とてもうれしく思っています。
今年もまた、タカコさんとご家族のみなさまにはたくさんの素晴らしいことがありますように。
お体を大切に、またお会いしてたくさんお話できるのを楽しみにしています。
◎ 喪中はがきは送らなかった時に頂いた年賀状への返信
寒中お見舞い申し上げます
今年もまた、にぎやかで楽しい年賀状をありがとうございました。
実は喪中ということもあり、新年のごあいさつは欠礼させて頂いたのですが、一年一度の大きな楽しみ、大切な人には改めて新年のご挨拶をと、年末のご連絡を控えておりました。
新年はまた、新たな気持ちで家族一同元気に迎えております。
今年も引き続き、楽しいおつきあいをよろしくお願いします。
またみんなで集まりましょうね。
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相手が喪中と知らずに年賀状を送ってしまった場合
元旦に届くようにと、早めに準備したことがかえってあだに。
けれどそれで相手が気分を害するようなことは、よほどのことがない限り、ないだろうと思うのです。
ただ反対の立場で考えてみると、改めて寒中見舞いが届いたら、相手の思いやりの深さにとてもあたたかい気持ちになりますね。
寒中お見舞い申し上げます
元旦に届けと、つい年賀状を急ぎすぎてしまいました。
喪中とも存じ上げず、大変失礼いたしました。
年明け早々、厳しい寒さが続いていますが、トモコさんはお元気ですか?
今年こそは家族みんなが目標を達成できるようにと、景気づけに焼き肉を食べに行ったのですが、私の目標は体重3キロ減。
出足からくじいてしまったのではないかと、後ろめたい気持ちで新年をスタートさせています。
トモコさんの一年が素晴らしいものになりますように、焼き肉パワー満タンでお祈りしています。
お体を大切にお過ごしください。
年賀状を出すのが遅れてしまい、松の内をすぎた場合
年明けすぐ、元旦の年賀状だけを確認して実家に里帰りするハナコにはよくあるパターンです。
2日以降に届いた年賀状を、帰宅後に見て「しまった…。」
けれどすでに5日過ぎているなら、先方に届くのは7日以降、松の内が明けてからだと考えた方がよさそうです。
いさぎよく寒中見舞いに切りかえて、新年のごあいさつを送ります。
寒中お見舞い申し上げます
今年も心あたたまる年賀状をありがとうございました。
こちらからの新年のご挨拶が遅くなってしまい、申し訳ありません。
ご家族のみなさまにはお変わりなく、健やかに新しい年をお迎えとのこと、とてもうれしく思っています。
我が家も今年は節目の年、子どもたちの進学に合わせて春からの生活も大きく変わりそうです。
ヨウコさんのこれからの一年もまた、実り多きものでありますように、心からお祈りしています。
お体を大切に、ご活躍を楽しみにしています。
年賀状を出したあとに、お歳暮を頂いた場合
お正月に集まる家族みんなで楽しんでもらえるようにと、年末ギリギリになってお歳暮が届くことがあります。
こんな時にも寒中見舞いなら、年賀状で伝えられなかったありがとうを届けることができます。
寒中お見舞い申し上げます
昨年末には大きなりんごをたくさん送って頂き、ありがとうございました。
生まれたばかりの姪っこから祖父母まで、みんなでおいしく頂きました。
お正月のごちそうでいっぱいになったお腹にもやさしく、さっぱりした甘さに手がとまりませんでした。
寒さはいよいよ厳しく、体調管理のむずかしい時期です。
くれぐれもお体を大切に、また春には満開の桜を見に行きましょうね。
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寒いから、あなたのことが気になって
喪中や年賀状の欠礼、そういった形式的なことでなくても、急に冷えたからとか、忙しかったお正月の疲れが出ていないかなど、寒さはそれだけで手紙を書く理由になります。
春はまだ遠く、寒さはさらに深まる季節。
誰かの心をあたためる手紙が寒中お見舞いだと思えば、内容はもっと広がりそうな気がしています。