久しぶりのお仕事がんばってね~復職するママ友への手紙~

長女と次女、2人はそれぞれ3年ずつ幼稚園に通いました。

長女が卒園後、すぐに次女が入園したので、あわせて6年通園したことになります。

ママ友のハルちゃんは、そんな長い6年をともに過ごした友人。

まだ歩けない下の子を抱っこしながら、たくさんの日々をのりこえてきました。

子どもたちは泣いたり笑ったり、病気をしたり元気に走り回ったりしながら、なんだかんだで大きくなりました。

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この春はついに、わが家の次女、ハルちゃんちの次男が小学生になります。

やっとだね、なんて話していたころ、ハルちゃんの復職が決まりました。

おたがいまだ専業主婦でいるだろうと、漠然と思いこんでいた矢先の知らせ。

私に気がねしたのでしょうか。

ハルちゃんは少し言いにくそうに、それでも知っている人は最低限にとどめるであろう復職の話を、とても早い段階で教えてくれました。

ずっと同じ道をあるいてきた私とハルちゃんも、春からはちがう生活が始まります。

それでも不思議と、さびしい気持ちにはなりませんでした。

これまで同志のような気持ちですごした6年間に、ハルちゃんのことをとてもたくさん知ったから。

たとえ生活がかわっても、これからだって今までと同じように話せるとわかっているからです。

そして同様に、復職がいかに大変なことかも、ある程度わかっているつもりです。

どんなことがあっても子どもたちにはとても一生懸命なハルちゃんが、復職したからといって、子育てをおろそかにするとは思えません。

私にできるのは、新生活の不安を少しでも軽くしてあげること。

わが家の娘たちのおしゃべりに登場する学校の話はきっと、少しでも子どもたちのことを知りたいと願うハルちゃんの気持ちを満たしてくれるはずです。

4月からもたくさん話そうね。

 

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忙しそうなら短めに

ハルちゃん

お仕事への復帰おめでとう。

一緒に幼稚園に通いながら、たくさんのことを話した日々をなつかしく感じています。

それもこれも糧にしながら、明日からは新しい場所で久しぶりの力を発揮してください。

毎日のおしゃべりがなくなっても、わが家の騒々しい娘たちから聞く学校の話、しっかり報告するね。

慣れるまでは早寝早起きで毎日を乗りきってください。

応援してるよ。

 

ハナコ

 

 

一緒に乗りこえた毎日はこれからも

復職前にのんびりする時間がありそうなら、これまでの感謝の気持ちも伝える手紙を送ります。

これからは仕事の話も聞けるといいな。

もしかしたらまだしばらく働くつもりのない私に、遠慮しているかもしれないから。

ハルちゃんの話ならなんでも聞きたいよ、の気持ちを伝えます。

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ハルちゃん

お仕事への復帰、おめでとう。

余裕なくなりそうって心配していたから、おめでたい気分じゃないかもしれないけれど。

それでも働くって、やっぱりすばらしいこと。

お祝いしたいなと思っています。

思えばともに歩んだ6年間。

ハルちゃんのことは知らないことがないくらい、たくさんの話をしました。

私のことも、洗いざらいしゃべってしまった。

どんなことに悩んだか、何を大切にしてきたか。

子育てという大変な時間を共有したからこそ、わかりあえたことがたくさんありました。

だから「ハードル高いよね。」とずっと悩んでいた仕事への復帰を、誰より早く知らせてくれたことはとてもうれしかった。

まだしばらく家にいる私を気づかいながら、一番の気がかりを話してくれたんだってわかったよ。

子どもたちのこと、おろそかにしないハルちゃんだから、どんな覚悟で復帰を決めたのかも感じています。

きっと自分のこと以上に、子どもたちの気持ちや家のことも心配してるよね。

それは私が大丈夫だなんて言えることではないけれど、これからはなんでも話せる私だからできることを、お手伝いしようと思っています。

聞けば男の子は女の子ほど、学校の話はしないらしい。

わが家は2人とも女の子のせいで、子どもはみんな、なんでもベラベラしゃべるのかと思っていたけど、ちがうみたい。

だからハルちゃんの息子たちが話さないようなこと、私がたくさん報告するね。

学校の裏話や、ちょっとした出来事。

あれれ?と思うことは聞きもらさないようにしておくよ。

だから心配しないでお仕事に行ってきてください。

今までみたいにこれからも、たくさん話をしようね。

いつか私も立ちむかう、お仕事の話も聞かせてください。

お米炊くの忘れたら、職場からこっそり連絡してください。

ハルちゃんちのぶん、一緒に炊いておくから。

元気でがんばってね。

 

ハナコ

 

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男の子と女の子

ハルちゃんと私はとても仲がいいのですが、わが家は娘ばかり、ハルちゃんちは息子ばかり。

共通の話題も多いけれど、ちがうのは家でのおしゃべりの量。

ハルちゃんちでも、男の子のわりにはよく話をしているのですが、女の子のおしゃべりは微に入り細に入り、とにかく詳しいのです。

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毎日となると聞くのもつらいときがあるのですが、これからはそれがハルちゃんの助けになると思っています。

「かあさんの友だちのハルちゃん、お仕事するから学校のこと、いっぱい教えてね。」

と頼んだら、娘たちも「わかったよ!」と目をかがやかせていました。

これからも仲よしでいたいと思っています。

 

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