友人に送る春色のメッセージ~スイートピーのゆれる日に~

歌番組をみていたら、春の歌特集でありし日の聖子ちゃんが「赤いスイートピー」を歌っていました。

ちょっぴりお姉さん世代のアイドルではあったものの、当時から大好きだったので、しばらく聴き入りました。

 

桜もいいけれど、スイートピーのゆれる海岸線の春もいいなぁ。

そんな景色を想像したら、のんびりした気分を友だちに伝えたくなりました。

きっと「この人、頭の中まで春だなぁ。」と思いながら、それでも笑ってくれるでしょう。

桜にあきちゃったから、スイートピーを感じられるような手紙を書きました。

そんなささいなことでも、いつもちゃんと手紙を読んでくれる大切な人へ。

 

春色の汽車には乗れないけれど

ジミニーさん

テレビをみていたら、聖子ちゃんが赤いスイートピーを歌っていました。

なつかしさに思わず聴き入りながら、スイートピーも春に咲くんだっけと、なんだかホッとした気持ちになりました。

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ここ最近、桜のことばかり考えていたので、春イコール桜のような気分になっていたんです。

桜は美しくも散るまでがとても早く、「咲き急ぐ」言葉そのままに、見ているこちらまではかない気持ちになってしまうもの。

4月の忙しい時期とかさなって、疲れを感じてしまうのも事実です。

そこへきてスイートピーにあっけなく散ってしまうイメージはありません。

あたたかい海岸線にならび、ゆらゆらとのんびり揺れている景色がうかぶのです。

これなら聖子ちゃんも恋愛に没頭できるはずだと、かわいげのないことを考えていました。

それでも新年度のあわただしさが落ち着いたら、電車にのって海を見にいくにもいいなぁと、リラックスした気持ちになれています。

きっとジミニーさんも「のんびりお花見をするまもなく、桜が散ってしまったな。」と思いながら、会社へむかっていることと思います。

けどお花は桜だけでなく、春ははじまったばかり。

5月の連休くらいまでには、のんびりする時間が持てるといいな。

それくらいおおらかに過ごしたいと思っています。

ジミニーさんも、どうか忙しさで体調をくずされませんよう。

気持ちだけでも、ゆらゆらとやわらかでいてください。

なんだかんだと思いついてはお話がしたくなり、手紙を書いていますが、またどこかで春をみつけたら、おたよりしますね。

 

ハナコ

 

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いつかはこんな春の日が

ハルちゃん

見上げては「新学期だね。」と話した桜も散りはじめました。

子どもたちが小さかったころは、慌ただしい時期がすぎたことにホッとした気持ちと、これから始まる長い1年に苦笑い。

あのころは永遠にそれが続くのだと思っていたけど、そんな時期もすぎるんだと、今年はおだやかな気持ちです。

とはいっても、ハルちゃんは復帰したお仕事で忙しいだろうと思います。

急な変化に、体調を崩したりしていませんか?

花粉症の私は以前から春になると引きこもっていたけど、元気なハルちゃんはじっとしていられないはず。

無理していないか心配です。

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この前テレビを見ていたら、聖子ちゃんが赤いスイートピーをうたっていました。

そういえば卒業式や入学式の花束には、よくスイートピーがはいっていたよね。

桜にばかり気をとられていたけど、スイートピーの時期でもあるんだと、なつかしい髪型をながめたよ。

桜吹雪にせかされるように、子どもたちを追いかけていたころは気がつかなかった。

あたたかい海沿いの風に、どこかでのんびり揺れているかもしれません。

私たちも、そろそろそんな景色を楽しんでもいい時期なんじゃないかと考えていました。

今はまだ無理でも、いつかハルちゃんと遠出して「この季節は忙しかったね。」って笑えるといいなと思っています。

「ハナちゃんはあいかわらずだなぁ。」ってハルちゃんは思っているだろうな。

私はこれからも今までどおりです。

だからのんびりしたくなったら、遊びにおいでね。

いつでも待ってます。

 

ハナコ

 

※ 出産後、久しぶりに仕事に復帰するママ友、ハルちゃんへの応援メッセージはこちらの手紙で。

新たな気持ちでむかえた4月、仕事始めの友人に送る春の手紙

新しい生活はそれなりに大変だと思うから。

ささやかに、でもこまめに応援を続けます。

 

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ほっとひと息つきたい春の日

桜は開花時期がみじかくて、見逃したくないあまり、落ちつくことができません。

だから私はいつも、花が盛りをすぎ散りはじめると、さびしさと、どこかホッとした気持ちにもなるのです。

そんなとき、スイートピーののんびりした雰囲気には、心の穴をうめてくれるような優しさを感じます。

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桜を横目に見ながら仕事にむかっていた友人たちにもおだやかな時間が訪れるといいな。

そんな気持ちで書きました。

けれど頭の中では聖子ちゃんのあまい声がサビを歌いあげ、ちょっぴり気が弱いけどステキな誰かについて行きたくなっていたりもします。

この年でやったら失踪だわ。

アラフォーに甘くない春なのでした。

 

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