義父に贈る父の日のメッセージ~いつもは言えないありがとう~
母の日から1カ月。
忘れっぽい私でも、義理の父へは「うっかりしててごめんねー。」とは言えません。
忘れてはいけないと、毎年プレッシャーに感じています。
だからメッセージやプレゼントは早めに用意しておきたい。
プレゼントに添えるもの、ハガキや一筆箋用のもの、そして手紙。
3種類のメッセージを用意しました。
※実家の父への感謝のメッセージはこちら。
らしからぬ父から受け継いだものへの感謝の気持ちを、メッセージにしました。
父の日に伝えるたくさんのありがとう~追いかけた背中に学んだこと~
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プレゼントに添えるメッセージ
お父さん
父の日に何をプレゼントしようかと、みんなで相談して選びました。
ぜひ使って下さい。
これからしばらく続く梅雨の季節も、暑い夏も、元気でお過ごしくださいね。
また会えるのを楽しみにしています。
青山家のみんなより
ハガキや一筆箋向け
お父さん
雨の季節になりました。
今年も家族みんなにとって、恵みの雨となるといいね。
じめじめするけど健康に気をつけて、夏の旅行の準備をしてください。
雨の日はのんびり過ごしてね。
父の日に、感謝の気持ちをこめて。
ハナコ
たまには義父にも手紙を書いてみる
お父さん
梅雨入りしてから早2週間。
そろそろカラリと晴れた青空が恋しくなりますね。
私がお嫁に来たのはこんな季節ではなかったけれど、ジューンブライドという言葉のせいで、いつも6月になると結婚したころのことを思い出します。
なじみのないこの土地でケガをして、深夜の救急外来にひとり。
傷も浅いと判断されて待合室で順番を待っていた私の前を、すごいスピードで走って処置室へ駈け込んでいったのは、旦那ではなくてお義父さんでした。
私、誰と結婚したんだろうって、思わず笑ってしまいました。
あの時にはじめて、家族になるってこういうことなのかと思ったよ。
あれから15年。
私はもう夜中に包丁で手を切ったりするような、おっちょこちょいもしなくなりました。
ハタチになったばかりでもないのに頼りないお嫁さんだったと、今振り返ると思います。
それでも必死で夢中な毎日を、そっと近すぎず、遠すぎない距離から見守ってくれたことに、とても感謝しています。
これからも元気で、楽しく毎日をお過ごし下さいね。
旅行のおみやげには、いつもいい匂いのするせっけんやハンドクリームがひとつ。
子どもたちへでも、一人息子へでもないそれは、私へのものかと勝手に判断して、大切に使っています。
時々忘れそうになる優しさや笑顔を、バラやユリの香りで思い出しています。
いつもありがとう。
これからもよろしくお願いします。
ハナコ
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義父ってとても難しい
義父は実家の父と同い年。
実父がそうであるように、話のかみ合わないところがたくさんあります。
こちらの話をよく聞かず、独断で勝手に行動し、腹が立つこともあります。
何よりも難しいのは、商売人で臨機応変な実父とは違い、長年大きな会社勤めをしてきた人らしく、とても実直で堅いところ。
自由奔放に育ち、自分で全てを判断しながら大人になった私とは、相容れないことがたくさんありました。
近くに住んではいるものの、共通の話題もなく、会う時は少々の気合いが必要です。
子どもが生まれてからも、距離が縮まったような感じもしませんでした。
それでも結婚したばかりのあの頃、まだ現役で仕事上がりにのんびりしていたはずの夜、血相を変えて病院に駆けつけてくれた。
その記憶は私を、深い部分でこの家族につなげるための錨になっていると思います。
長きに渡って家長をしてきた義父への敬意と、自由にさせてもらっていることへの感謝の気持ち。
そんなあれこれをメッセージに込めました。
実父と同じく、裏や行間の読めない人です。
私からのメッセージには首をかしげているかもしれません。
けれどあの夜に来てくれた、それが家族の証であったことを、私は忘れずにいようと思っています。
トルコのバラやドイツのユリの香りは、ウエディングブーケを思わせるような、とてもきれいな香りがします。
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