1年間お世話になりました~学年末に担任の先生に送る手紙~
子どもたちの1年が終わろうとしています。
わが家の娘は公立の小学校にかよっているのですが、最近の学校はとても柔軟で良心的です。
それぞれの家庭の事情にあわせた対応や、細やかな連絡には頭がさがるばかり。
子どもたちへの目も、よく行き届いています。
女の子なので、学校の話は家でよくしゃべるのですが、子どもの話からも、先生はとてもよく話をきいてくれるんだなぁと感心しています。
病気やケガ、学校でのトラブル、PTA関係など、先生とのかかわりはその年によってまちまちです。
けれど子どもたちが毎日楽しそうに学校へ通うことができた。
たったそれだけのために、先生が毎日つみ重ねてくださっているはかり知れない時間と労力には、千金の値があると思っています。
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1年生の終わりに
1年生は親の心配も大きいものです。
園児から児童への変化を見守ってくださった先生へ。
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会田先生
1年間お世話になりました。
入学してから1年、先生のおかげでわが子も小学生らしくなれました。
お母さんがわりだった幼稚園の先生から一転、学校の先生に最初はとまどったようでした。
それでもすぐに、困ったときはいつでも話をきいてもらえると、安心して通学するようになりました。
学校生活がスムーズにスタートできたことや、毎日元気に通学できていること、会田先生には心から感謝しています。
先生とのお別れはとても残念ですが、この1年を糧に2年生もがんばってくれるだろうと思います。
大切で楽しい1年を、ありがとうございました。
青山 ハナコ
高学年の担任の先生へ
学年が上がってくると、親には話しにくい悩みもあるようです。
そんな時、親身になって聞いてくれた先生は、頼れるお兄さん、お姉さんのような存在。
親にはできない役割をはたしてくださったのだと、とてもありがたい気持ちでいます。
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飯田先生
1年間お世話になりました。
すでに経験のある進級とのんびり構えていましたが、学年が上がるとそれなりの悩みもできたようでした。
これまでのように、親に言いにくいことも増えたのだろうと感じていましたが、先生には何でも話せているようで、安心していました。
具体的な内容をきかなくても、飯田先生の言葉で気持ちがかるくなったことが、明るい顔から想像できました。
先生の存在のありがたさを、日々娘との会話の中で感じています。
いよいよせまった進級も、先生の言葉を胸に、がんばれそうだと思っています。
この1年、本当にありがとうございました。
青山ハナコ
便箋1~2枚向け 感謝は思い出とともに
連絡帳に書いていた先生への連絡やメッセージ。
せっかくなら最後は便箋に書いて封筒へ。
具体的なエピソードをふり返りたい場合も、このスタイルがまとまります。
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上田先生
1年間、お世話になりました。
いよいよこの学年も終わりをむかえ、進級を楽しみにしている娘も、「上田先生とお別れするのはいやだな。」とさびしがっています。
きっとまた、4月からの先生とも毎日を楽しくすごせるだろうとは思っても、やはり上田先生との1年は、特別な時間だったと感じているようです。
とくに今年は上田先生が教えてくださった手話に、夢中になっていました。
最初は自分の名前と、簡単なあいさつ。
そして授業でならった歌にあわせた手話を覚えたと、娘はひとつ覚えるたびに何度も家で練習し、うれしそうに見せてくれました。
発表会や参観日で披露することになっているときは、「今日は手話があるから、ぜったい来てね。」と念をおして出かけていきました。
友だちとの楽しい時間や、ひとつずつ理解してすすめる学習とはまったく違う、新しい世界に目をかがやかせていました。
いまでは手話がまなべる機会を見つけると、積極的に参加しようとしています。
これまでは自分から、たとえ1人ででもなにかに意欲を見せるようなタイプではなかったので、この大きな変化には、私もとてもおどろいています。
そして娘自身は、手話を身につけることができた自分に自信がついたようです。
これから出会うたくさんの問題も、何度もくりかえして手話を覚えたこと、できるようになったときの喜びを思い出し、チャレンジをあきらめないでいてほしいな、と思います。
きっと娘はいつも、手話を教えてくださった上田先生のことを思い出しながら、がんばっていくことと思います。
手話とはなにかも知らない子どもたちに、飽きさせることなく、やりとげる喜びを教えてくださったこと、本当にありがとうございました。
先生と一緒に手話とむきあえたこの1年は、これからの子どもたちにとって、かけがえのない時間でした。
先生もどうぞお体を大切に、これからのご活躍を心よりお祈りしています。
1年間、本当にありがとうございました。
青山ハナコ
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いろんな先生との、いろんな一年
先生とはいっても聖人君子ではなく、いろんな人がいます。
年によっては頼りなかったり、残念なことにわが子との相性があんまりよくない…ということだってあります。
もちろん、すばらしい先生と、有意義な一年がすごせることに越したことはありません。
けれど不満ばかりで毎日学校へいくのはもったいない。
そんなときは気持ちをきりかえて、子どもの話をいつもより注意して聞きながら、その先生だからこそ、学べることはなにかを探すようにしています。
うっかりものの先生なら、子どもが自分で気がつくのを待ってやれる。
ちょっと他人事っぽい先生なら、子どもの責任感をほめてみる。
「心配したけど、あの先生でよかったよね。」
と最後に親子で笑えたらいいな、と思います。
ときには頭があがらなくなるほど、すばらしい先生に出会えることもあります。
そんな時は心おきなくおまかせし、いつも以上に力をのばせるように、子どものがんばりを後おしします。
フォローしたり、追い風を吹かせたり、親が学ぶべきことも先生の数だけあるような気がします。
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