6月生まれの友人に贈る、誕生日の手紙~恵みの雨の祝福を~
5月の晴天から一転、6月は不安定なお天気が続きます。
毎年のこととは言え、自分の誕生日に雨が降ることに、友人はがっかりしているかもしれません。
お誕生日ではなくても、洗濯物の乾かない雨の季節は、浮かない気持ちになるものです。
それでも楽しい気持ちで、特別な日を迎えてもらえるように、お祝いのメッセージを贈ります。
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ハガキや一筆箋向け
ひなたさん
お誕生日おめでとうございます
恵みの雨が、ひなたさんのお誕生日をやさしく、やわらかく包んでくれますように。
いつもあじさいみたいに凛としているひなたさんと、またお話しできるのを楽しみにしています。
ハナコ
雨のように、じっくり、たっぷりお祝いする
ひなたさん
お誕生日おめでとうございます
空は低く、雲のたちこめる雨の日に、自分だけに用意された特別な場所にいるような気持ちで、お祝いの手紙を書いています。
雨はいつも憂鬱なものでしたが、こんなふうに誰かのことを思う時は、優しい気持ちにさせてくれるものだなと思っています。
この時期の雨は長引くけれど、やわらかなぬくもりと立ちこめる土の匂いに、何かがぐっと成長する時のエネルギーを感じます。
可憐な春の花とちがい、美しさの中に強さを持つ、あじさいみたいな植物があざやかに咲くのも、きっとそんな大地のパワーのおかげでしょう。
やさしいのにとても強いひなたさんのことを思いながら、そんなことを考えていました。
雨はまるで魔法のようで、梅雨が明ける頃には雨で冷えた空気や、雲にさえぎられた陽射しがウソのような季節が到来します。
体調管理の難しい時期ですが、くれぐれもお体を大切に、楽しいお誕生日をお迎え下さい。
これからの1年もまた、祝福された時間となりますように。
ハナコ
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大好きな雨の日
私は短歌が好きで、Twitterでフォローした方が詠む歌を日々眺めては、新しい発見や、意外な視点に刺激をもらっています。
ある雨の日の朝、こんなツイートを見て、はっとしました。
横浜市泉区。ただいまスーパー雨降ってますが、雨が大好きな僕は15分ほど散歩してコメダ珈琲へ朝食兼お勉強に行きます。おはようございます。
— シュンイチ (@y_xy11) 2016年6月5日
そうか、雨の日ってそんなステキな日なんだ、と目からウロコが落ちる思いでした。
外なのに閉ざされた空間にいて、世界には自分ひとり。
それなのに寂しさのない感じ。
6月の雨に、急に世界が広がったのはとても衝撃的でした。
だから、お誕生日を迎える大切な人にも、この季節のすばらしさが伝わるといいな、と思っています。