ハナコの副業道
ハナコが自分のブログを作るまでの副業道をまとめました。
プロフィールの補足です。
まだまだ始めたばかり。
でも積み重ねたものもありました。
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やりたい仕事が見つかった
働くことは嫌いじゃないけど、おうち大好き。
自分がそうだったので、お母さんがおうちにいる家庭を作りたい。
それがハナコの希望でした。
ですが現実は厳しく、ふわふわと家で過ごせる経済的余裕はありません。
けれど実家が遠いので、仕事中子供に何かあっても世話をしてくれる人はいません。
そういった事情から、預けて働くことが難しくもありました。
そこで少しずつでもできることをと、下の娘が幼稚園に通い始めた頃からネットでできる副業を始めました。
きっかけは、いつも読んでいたiPhoneのアプリを紹介しているサイトで、ライターを募集していたことでした。
こんな仕事ってあるんだと知ったのです。
ドキドキしながら、まずはその募集に応募しました。
もちろん落ちた。
だってスマホ歴でさえ半年のITになんて全く詳しくない主婦が、アプリ紹介なんてうまく書けるわけがない。
だけどそんな仕事があると知ったことは、とても大きな成果でした。
うまくいくとは限らない
そこからはひたすら、Webライターの募集を探しました。
全くの無知だったので、個人的に募集を出している企業や法人にアタックしては不採用という日々でした。
「こんな1銭にもならないこと、いつまでするの?」と落ち込み始めた頃、クラウドソーシングを知りました。
クライアントと契約を結ぶのではなく、1記事ずつ納品するスタイルならと、タスク案件での仕事を始めました。
これはまずまずのスタートでした。
1日3時間、週5日くらい仕事すれば、月に1万円くらいは稼げました。
ただ・・・
やったことがある方ならご存知だと思うのですが、タスク案件は完成した記事を納品しても、非承認となれば報酬は支払われず、書いた記事も2度と使用することができません。
わずかな報酬でも注意を払って記事を書いていたので、承認率は常に95%以上をキープしていたのですが、それでも苦労して書いた記事が非承認になった時のショックは小さくありませんでした。
そこで、必死でライティングの勉強をしました。
ありがたいことにクラウドソーシングのサイトでは、ユーザーのために簡単なライティング講座を掲載していることがあったり、個人でWebライティングがいかなるものかをレクチャーしている方がいらっしゃったりと、テキストには困りませんでした。
テキストは無料のものばかりです。
もちろんたくさんの意見があって、少しずつ違う点もあったけれど、片っ端から読んだことで「だいたいこういうことだな。」ということが理解できました。
毎日ひたすら記事を書いて知識を増やし、テクニックを磨きました。
関東地方のエステクリニックはほとんど網羅したし、Vゾーン脱毛もやったことないけどホントに詳しい。
行ったことない空港の施設でも完全に把握してるし、乗り入れのある航空会社も熟知してる。
そうして、誰が必要としてるんだろ?と思う記事をひたすら書いていると、少しずつ、なんとなく、求められているものがわかるようになりました。
覚悟とステップアップ
そこでクラウドソーシングで個人的にライターを募集しているクライアントと、契約してみることにしました。
とは言っても、ひたすら不採用になった過去の苦い記憶がよみがえり、「採用される気がしない…」と自信が持てずにいました。
ですが幸いにもかなり懐の深いクライアントと出会うことができ、契約ライターとしてお仕事が頂けるようになりました。
この時、決めていたことがありました。
どんな記事の依頼が来ても、(と言っても、ギャンブルとエロはないクライアントでした。)絶対に「できない。」とは言わないということです。
たくさんの記事をこなしたとは言ってもまだまだライターとしては経験も浅く、できることなんて限られていました。
ならば求められたことは、得意不得意関係なくこなそうと思っていました。
そして「手放したくない」ライターになろうと思っていました。
そのために、ライティングをいかに上達させるかという記事も読み漁っていたのですが、だんだんその背景にあるブログサイトを作るということに興味が出てきました。
パソコンに詳しくなくてもできるとか、楽しみながら楽して稼げるとか、いろんな誘い文句がありました。
でもクライアントに恵まれたおかげで、「そんな簡単なもんじゃない」ということも知っていました。
だから最初はあきらめていたのですが、ある時ふと、クライアントとの契約がなくなれば、また次のクライアントを探す必要があるけれど、そこで今のように身につけたものを活かせる保証はないんだな、と思ったのです。
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明日のことさえわからない
「できない。」とは言いませんが、つまらないな、と思いました。
せっかくいろんなことができるようになったのに。
いろんなことを覚えたのに。
ならば自分で自分に仕事を作ればいいじゃないかと考えたのです。
ただハナコにはブログのテーマにできるほどの、人の役に立つ知識はありません。
けれど1人孤独な作業を続けるのに、興味が持てない記事を書くことができるとも思えませんでした。
自分のサイトでエステのVゾーン脱毛や、知らない土地のグルメ情報を書き続ける自信は持てなかった。
ならば。
これまで唯一続けて来られたことが誰かの役に立たないかと思ったのです。
それがハナコの手紙でした。
お仕事をしながら得た知識もそれを後押ししてくれました。
ただこれはとても時間がかかることで、うまくいくかどうかも賭けです。
短い期間で稼ぐテクニックがあることも、もっと効率のいい方法も知っています。
でもハナコはこのスタイルで、しばらくがんばってみるつもりです。
手紙のために、途切れた手紙
このサイトを作るために、大切な人たちへの手紙を書く時間が少なくなりました。
コンピューターの知識がないハナコにとって、今のスタイルでブログを作ることは、素人が家を建てるくらいの手に負えない作業の連続でした。
同時に、ここにかかる費用を稼ぐ必要もありました。
家事もありました。
切ない気持ちで手紙を減らし、大切な人たちにいつかこのサイトを見てもらうことを目標に、準備を進めました。
ジミニーさんやハンバートさんに手紙を書きながら、伝えられない日々が何か月もありました。
「こんなサイト作っているんだよ。」と伝えた時は、本当に緊張しました。
でも大切な人たちがかけてくれた思いは、ハナコの中で力になり、ここまでの道のりを支えてくれました。
照れくさい気持ちもありましたが、それ以上に手紙が書けない間もずっと支えてもらっていたよ、と伝えられたことはとても嬉しかった。
このサイトを作るきっかけになった出来事はプロフィールでも紹介しています。
こんな経緯と、そんな気持ちで、ハナコの手紙はできています。
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