今年も一年お疲れさまでした。~友人へ送る仕事納めの手紙~
仕事を持つ友人たちは、29日ごろ、仕事納めをむかえます。
それまではきっと、年賀状も今年一年をふり返ることも、家の掃除をすることもできないまま。
たくさんの気になることを抱えたまま、気がついたら仕事納めなのでしょう。
お昼で終わった仕事納めには、掃除道具やお正月の買い物に走り、大荷物を抱えて帰ってくるはずです。
自分をねぎらう時間もないうちに、今度は家の掃除。
年末に忙しいのは、主婦であるハナコも同じです。
でも働く友人を見ていると感じる覚悟。
いろんなことがあっただろうけど、がんばっていた、そんな友達にねぎらいの気持ちをこめて手紙を書きました。
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今年も一年お疲れさまでした。
師走になってから加速した時の流れは本当に早く、ついに仕事納めとなりました。
今年も一年、本当にお疲れ様でした。
子どものこともおうちのことも気にかけながら、それでも全力でお仕事に向かうジミニーさんは、やっぱり素敵な人だと思っています。
いろいろちゃんとできていないんだよ、と笑っているけれど。
それもこれも全部わかった上でできることは何かと、いつも考えているんだなと感じています。
ジミニーさんを見ていると、私はそんなふうになれない、という怯みと、私もそうなりたいという憧れで複雑な気持ちになります。
マネできるかもしれないと思うのは、自分の身の丈にあった生活をするというところ。
マネできないと思うのは、つねに改善をくり返し、ステップアップし続けるところ。
いったいどうやってそんなにうまくエネルギーを循環させるのかと、手品でも見せられているかのような気分なのです。
それでもそんなジミニーさんとお話していることで、私も「この程度のことであきらめるなんてできない。」と思うことが増えました。
全力でがんばっても、まだ他にいい方法があるのではないかと、ねばる気持ちが残るようになりました。
ジミニーさんの仕事ぶりや、家族への思いを知らなければ生まれなかった感情ばかりです。
そんなステキな人と、今年もいろんなお話ができたこと、とてもうれしく思っています。
今日からは家族のために、もうひとふんばりされるのでしょう。
くれぐれも、お体は大切にして下さいね。
また年明け、元気なお便りが拝見できるのを楽しみにしています。
ご家族のみなさんと、よいお年をお迎えくださいね。
ハナコ
尊敬の気持ちは何度でも
ハナコはジミニーさんが好きすぎて、手紙を書くたびに大好きをまきちらしています。
ジミニーさんは完璧な人ではないはずです。
はず、というのは欠点を見つけたことがないからなのですが。
おそらく自分の欠点だとか、うまくいかないことには予測をつけて、事前にフォローしているのだと思います。
そして突然「こんなことがあったけど、どうしたらいいんだろう?」と慌てふためくハナコには、必ず同じ気持ちになって、持てる最大の知識と力で助けてくれるのです。
いつも甘えてごめんなさい。
でもこれからもずっとハナコのジミニーさんでいて下さい。
そんな気持ちを込めて、ねぎらいの手紙を書いた…つもりがファンレターみたいになりました。
お仕事への考え方も、家族への気持ちも、どちらもとても尊敬しているから。
いつかハナコもそんな人間になるために、くり返し確認しています。
そして…
次はとっても気楽なあの人の仕事納め。
こちらは姿勢というより、流れに逆らっているのか流されているのか。
それすらもわからない生き方をするハンバートさんへのねぎらいの手紙です。
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家に帰るまでが仕事です。
今年も一年、お疲れさまでした。
さぞかし浮かれていることでしょう。
わかっているとは思いますが、仕事納めも家に帰るまでが仕事です。
上ばっかり見ながら歩いたり、フラフラ横断歩道を渡ったりしてはいけません。
「わかってるよ、そんなこと!子どもじゃないんだから!」って怒るでしょうけれど、私も31日まで引きませんよ。
もちろん小言は元旦から営業開始です。
29日に仕事納めだなんて浮かれてるあなたとは大違い。
私は365日、あなたに口出しするつもりです。
「カンベンしてよ、母ちゃんなの!?」ってこないだも半べそかいていたけれど、そんな演技も朝めし前でしょう。
逃がしはしません。
今年も飽き性なあなたが、いつ仕事をほうり出すかと私はハラハラしっぱなしでした。
自分も大変なくせに、友達のことで必死になったり。
そうかと思えばごはんも食べないで音楽に没頭してみたり。
結局今年もふり回されたなって思っています。
それでもあなたは、なんとなく大丈夫な気がする。
「きっと大丈夫!」とか、「絶対できるよ!」なんて気持ちにさせないのがあなたらしい。
最近では、「ほっといても多分なんとかしてるだろう。」という境地に至りました。
一応ほめ言葉なんですが、雑草みたいな生命力だけは、すごいと思ってます。
私だったら絶対へこんでるようなことも、やっていけないと思うような環境も、気にしているふうでもない。
そしてそんな自分にぴったりの仕事まで今年は見つけて、勝手に飛躍の年にしてしめくくってる。
「なんなのよ!?」はあなたの口ぐせですが、あなたを見ていると私もつい言いそうになります。
来年も、まともなアドバイスには全然耳をかさないで、勝手なことばかり言いながらのらりくらりやるんでしょう。
そして私はまた、腹をかかえて笑います。
来年も元気で自分勝手な一年にしましょう。
下手なジョークも、くさいセリフも笑い飛ばしてやります。
お正月はのんびりして下さいね。
ハナコ
笑う門には福来る
ハンバートさんは偽らない人です。
間違っていようが、恥ずかしいことであろうが、何をしても堂々としています。
あまりにも清々しくやってのけるので、思わずそれでいいのかと思ってしまうのですが、いい場合はまずありません。
なので一応ハナコも、必ずひと言は注意しています。
「それまちがってるけど。」
「恥ずかしいからやめてくれない?」
馬耳東風。
照れることも悪びれることもなく、言ったって聞いちゃいません。
だからハナコも、言いたいことはぜんぶ言って思いきり笑います。
招福のおまじないみたいに。
おかげでなんだか今年はハッピーでした。
来年もいいことありそうな気がしています。
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