元旦に書く、決意表明の手紙~見ててね、今年はがんばるよ。~
書道みたいに、手紙に書き初めってあればいいのに。
そう思ったから一年の計があると言われる元旦に、今年一年の決意表明の手紙を書きました。
目標を実現させるためには、いつも見守ってくれる人がいい。
今回は目標とする友人と、母へ宛てた手紙にしました。
見ててね、今年は絶対やるからね。
宣言してはじめます。
今日から。
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今年もよろしくお願いします
ジミニーさん
あけましておめでとうございます
ご家族と一緒に、清々しい元旦をおむかえのことと思います。
旧年中はいつも、私の聞き役、指南役となり、正しい道を示してくださったこと、本当に感謝しています。
今年はジミニーさんとのたくさんのお話の中で成長したところも、見ていただきたいなと思っています。
年明け早々、勝手な決意表明ですが、やっぱりお手紙の書き初めも、ジミニーさんに送りたくなりました。
元旦なのでぜひ聞いてみたいのですが、ジミニーさんは一年の目標を立てるタイプですか?
お仕事や学校は4月はじまり、親ともなれば一年の区切りは子供の誕生日。
大人になるほど元旦は区切りではなくなってしまうのですが、だからこそ、自分自身の目標をこの日に立ててもいいかな、と私は思っています。
なによりも、ジミニーさんとこうしてお話するようになってから、私は「○○のハナコ」ではなく、1人の人間として大切な人や自分自身と向きあいたいと考えるようになって、年々その思いは強くなっています。
弱さなんてないように見えるジミニーさんでも、克服したいことや、変えたいことはありますか?
挑戦したいことや、始めたいことはきっとまぶしいほど高いところにあって、私にはあっという間に超えたように見えると思うから。
そんなジミニーさんでさえ手こずってる問題はあるのかと、ちょっぴり野次馬めいた興味を持っています。
私の話になりますが。
今年は自分の言葉で自分の心を表現することを、がんばろうと思っています。
いつもいつもジミニーさんに相談しているような、どうするべき?なにが正しいの?の答えを、今年は自分の言葉で残していこうと思っています。
いい歳した大人がそんなこともできないのか、と思われるかもしれません。
実際のところ、できないでいました。
私はジミニーさんのような大切な人たちに支えられ、穏やかな毎日を手に入れました。
問題があればたくさんのアドバイスをもらって納得し、進んできました。
でもそれを、どうやって解決したか、解決した結果どうなったか、途中の大切なプロセスを言葉にできないまま見送ってきました。
確かにそれでも問題はありません。
けれど子どもが少し手を離れてもう一歩、離れた場所から自分を見つめた時、プロセスも言葉にして残したい、と思うようになりました。
こうしてジミニーさんに送る手紙のように。
もうジミニーさんに迷惑をかけずに自立します、という目標ではないのが残念なのですが…。
アドバイスも、支えも、私は本当にジミニーさんを必要としています。
でも何よりありがたいのは、私がどんなに迷っても、必ず味方になってくれる人がいる、という心強さです。
ダメでも、失敗しても、決められなくても、ジミニーさんは私の味方でいてくれる。
それだけで、いつも前を向けています。
今年もたくさんお世話になります。
でもこれからもずっと、よろしくお願いします。
ハナコ
絶対負担にならない。でも頼る。
ことあるごとに何でも話す相談相手。
ジミニーさんはハナコにとって、そんな存在です。
ハナコよりよっぽど多忙なのに、相談にはいつもすぐお返事をくれます。
不安な時は、とっても待ち遠しい気持ちでいます。
手紙には、「こうしなさい。」と書かれているわけではありません。
ハナコが、身の回りで起こったことに対して感じた不安や迷い、悩みは当たり前の気持ちですよ、と書いてあります。
何があっても。
だからジミニーさんの手紙を読んだら、いつも自分は間違っていなかったんだと思えます。
間違っていたら、そっと軌道修正もかけてくれている、ようです。
ハナコが気がつかないくらい、そっと。
だから心から信じています。
思えば新年早々迷惑な手紙です。
でもやっぱり、伝えたかったのです。
ありがとうって。
そして、母にも決意表明しました。
いつまでもシャキッとしない娘を、心の中では心配していると思うから。
帰省から自宅に戻った日。
主婦の仕事始めでもあります。
直球は照れるので、ちょっとしたおしゃべりのように。
明日のことは未来のこと。
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明日は一品増やします。
お母さん
いいお正月でしたね。
みんなが元気でよかったなんて、私も年とったものです。
家に戻っても、自分の家が一番とは思いませんでした。
やっぱり実家は居心地がよくて、お母さんのごはんもおいしかった。
だけど今年はがんばろうと思っています。
お母さんが持たせてくれたおかずを夕飯のテーブルに並べながら、明日も同じくらいにぎやかになるように、おかずを一品増やそうと決めました。
いつもお母さんが口ぐせのように言う言葉。
「そんなことしてるヒマあるなら、一品増やしなさい。」
正論だと思いながら、去年はなかなかがんばれないでいました。
おかずを一品増やすって、簡単なようで私には難しいこと。
いつでも使える食材を用意しておく。
急な用事ができても慌てないように下ごしらえしておく。
パッと作れるレシピを増やす。
作り置きできる常備菜を増やす。
どれかひとつでいいのに、毎日となると本当に大変なことがわかる。
けどお母さんはずっとそうして私たちを育て、家族を守ってきてくれた。
お正月にみんなの顔を見たら、それがよくわかりました。
おせちをつまみに、飲んだくれて寝ていただけではないのよ。
ちゃんと学んで帰って来ました。
重たくなった体を引きしめるためにも、明日からがんばります。
お母さんも元気でいてね。
簡単でおいしい料理のレシピを覚えたら、また教えて下さい。
手間がかかるのは苦手だけど、すぐできる、とか大好きだから。
手抜きしないでちゃんと作りなさいって声が聞こえた気がしました。
ゆっくり休んで、お正月の疲れをとって下さいね。
ハナコ
ありがとうのかわりに
母はきっと、感謝の気持ちをモノで受けとったり、食事に招待されることで返して欲しいとは思っていません。
一番喜んでくれるのは、これまで自分が家族にかけてきた思いが、つながったと感じることだと思うのです。
若い頃は、「どうしてそこまで。」と重たく感じた母の気持ちも、今ではすっかり理解できるようになりました。
だからといってマネできなかったり、今でもそれは違うと思うことだってあります。
完全コピーで再現しようとは思っていません。
でも言葉ではなく、態度で、食べさせるものでハナコの中に育った気持ちを、自分の家族に伝えていくことはできるだろうと思うのです。
だから明日は一品増やす。
それは単に品数が増えただけでなく、テーブルをかこむ人にかけた思いを増やすことだと思っています。
お母さんへのありがとうはこうして返します。
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