子どものお休み、まいったね。~ママ友に送る病気シーズンの手紙~

ある程度覚悟はしているものの、このシーズンは毎年病気に悩まされます。

ハナコの娘たちはわりと体の強いほうだと思うのですが、どうしても風邪はさけられませんし、学校や幼稚園ではインフルエンザや嘔吐下痢も猛威をふるいます。

風邪をこじらせることもあれば、咳がとまらないこともある。

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元気なのに、学校がお休みになってしまうことだってあります。

ハナコの長女が通う学校では、次の日の急な休校や学級閉鎖をメールで連絡してくれます。

とてもありがたいのですが、次の日も当然のように授業と、そして何よりありがたい給食があると思っていた時の衝撃。

体調を崩した子どもの看病をしながら家にいるのも大変なのですが、元気な子を何日も家ですごさせることも、かなりハードな仕事です。

休校の理由は病気の流行を防ぐためなので、気楽に出かけることもままなりません。

ため息をつきながらお昼に食べるものを考えつつ、友達にメッセージを送ります。

まいったね。

 

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病気でお休み

ハルちゃん

お見舞いのメールありがとう。

のどかは熱を出したものの、今は少しずつさがってきています。

でもまだ咳がひどいから、明日もお休みしないとだめかなぁ。

 

 

ただの風邪だとわかっていても、予測できない状況って落ちつかないね。

体調がわるいと、気持ちも弱るだろうとは思っても、できるならうつりたくないと思う自分がいます。

もっと赤ちゃんのころは、私にうつしてこの子がよくなるなら、どんなにつらい病気ももらってやるのにと思っていたのに。

いざ本当に子どもの病気をもらってしまうと、治るのに時間も体力も消耗するのは、大人の私のほうなのだと何度か思い知ってからは、全力で予防するようになりました。

今でも忘れられないのは、うちとハルちゃんち、次々にたおれた6年前のあの病気。

すぐに回復して元気に走り回る子どもたちをヨロヨロとおいかけながら、ハルちゃんと2人、春まで青い顔をしていたことを覚えています。

そんな思い出が楽しかったなんて、変な話。

今だって、病気はごめんだと思ってる。

それなのにハルちゃんと励ましあって、バカな話をして笑ったり、いろんなことを相談しながらすごした毎日を、なつかしく思い出します。

送り迎えにバタバタする毎日がせわしないなとずっと思っているのに、こうして家から出られなくなると、なにかが足りない。

誰かとささいなことを話せることはこんな大切だったんだと、ハルちゃんとのおしゃべりのありがたさが身にしみています。

のどがが元気になったら、またいろいろ話そうね。

 

ハナコ

 

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休校・学級閉鎖でお休み

ハルちゃん

もしかしてとは思っていたけど、やっぱりお休みになってしまったね。

病気になるのが先なのか、学級閉鎖が先なのか、ずっとドキドキしていた気がします。

きっぱりお休みになって、むしろホッとしたかも。

なんてただの強がり。

休校で朝からウキウキの子どもを横目に、「今日一日何をさせよう?何を食べさせよう?」と頭を抱えています。

いつもはお手伝いするとか、料理がしたいと言っているのに、まとまった時間ができたとたん、「どこかに出かけないの?何か楽しいことないの?」と外出気分。

病気が広がらないように、家にいないといけないんだと、頭ではわかっていても、ついつい休日モードになってしまうみたい。

「本当なら学校で勉強してるんだよ。」と言っても効果なし。

いつもなら朝から夕方まで、友だちと学校ですごしていたって、まだあまるくらいの体力を、家でどうにかできるわけないよね。

家族がそろう土日ならまだしも、平日の家事を抱える私とでは、途方にくれるばかりです。

学校がなければ進む授業もなく。

病人が続出している状態で、たくさんの宿題が出ることもない。

もしかしたら、夏休みよりよっぽど気楽なお休みかもしれません。

でもそんなこと思いついたって、お昼のメニューは解決しない。

お腹がすいているのかどうかもよくわからない。

学校があって、給食があるって本当にありがたい。

家にいるのが健やかじゃないなんて母親失格だけど、急なお休みに考えさせられました。

ハルちゃん、どうしているかな?

お昼ごはん、何にしたかな?って考えています。

サンドイッチの作り方、教えていればよかったな。

そしたら少しは有意義なお休みになったかもしれない。

思いがけず、日頃の子育ての怠慢まで反省させられました。

インフルエンザはこわいね。

いろんな意味でね。

学校がはじまって、またのんきにハルちゃんとおしゃべりできるのを楽しみにしています。

 

ハナコ

 

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子どもの休み

幼稚園や学校から帰れば子どもたちは家にいるし、土日だっていっしょです。

それなのに出て行くはずの平日に、急に家にいることになった時はやけに調子がくるうのです。

いつも家にいるハナコでさえこうだから、仕事をしていたら大変だろうなぁと、しみじみ思う。

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実際この冬、子どもたちが休んで家に缶詰めになったときも、ハルちゃんとのひんぱんなやりとりに救われました。

またうどんの残り食べたよ。

おかゆ作ったのに、から揚げ食べたいって。

言葉にできたことで、「ほんと仕方ないんだから。」と笑って、「明日は学校行けますように!」と念じて眠りにつきました。

春までもうちょっと、がんばろうね。



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