年の瀬せまる大雪に、友人をねぎらう手紙~年末の始まり~

年末のカウントダウンが始まりました。

様子見だった冬もいよいよ大雪。

名実ともに、本格的な冬到来です。

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年末まではまだ時間があると思っていても、お歳暮年賀状はタイムアップ間近。

そんな忙しい時に限って、天気は急に悪くなりやすいもの。

事故や病気がおこりやすくなります。

大切な人には、忙しいと言いながらも笑っていてもらいたいから。

少しでも、気持ちにゆとりを持てるように願って手紙を書きました。

 

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風花がささやく、雪の知らせ

ジミニーさん

こよみは大雪を迎え、北国のニュースもいよいよ遠いお話ではなくなりそうです。

そちらのお天気はどうですか?

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こちらの冬はのんびりで、今年もジミニーさんからひと足早い雪の知らせを聞くことになりそうな気がしていました。

空はまだ高く、週末は小春日和。

でもススキの綿毛だと思ったら、凍える風に舞っていたのは風花。

手のひらで冷たくとけました。

油断してたら、寒くなるよって知らせにきてくれたのかもしれません。

それで慌ててジミニーさんに手紙を書いています。

年末は少しでものんびりする時間を作りたいと話していたから。

おうちのことだけでも早めに済まそうと、忙しくされているのではないかと思っています。

テレビを見ていても、最後のチャンスと気持ちをせかすような言葉が飛びかい、「年内」を迫るフレーズがリフレインします。

家の中をすみずみまできれいにして、年末年始の準備を早めに済ませられたら、気持ちがいいとは思います。

でもお正月は逃げない。

少々今年の持ち越しがあったって、きっと年神様は許してくださるはずです。

だって七福神の絵、みんな優しそうですもの。

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ちょっと間に合わなかったねって言いながらでも、みんなが笑顔で新年を迎えることが、なによりステキなお正月だと思うから。

ちょっと一息、深呼吸。

ひとつずつ、片付けていきましょうね。

バタバタしたけど、意外と早く片付いたねって、毎年話していますもん。

きっと今年も大丈夫。

私たちは年齢とともに上手に生きる方法も、少しずつではあっても学んでいると思うから。

古いと苦笑いされるのを覚悟で、一休さんの決まり文句のように。

あせらない、あせらない。

ひとやすみ、ひとやすみ。

きっとジミニーさんの大切な人たちも、ジミニーさんが笑っていてくれることが、何より嬉しいと思います。

風花の知らせもなく、雪になるかもしれません。

そうしたらまた、お気楽な手紙を送りますね。

 

ハナコ

 



 

風花

寒さを感じさせない字面でありながら、この言葉が示すのは、青空を舞う花びらみたいな雪。

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晴れているのに寒いと思った、そんな日の言葉です。

大雪を迎えれば本州でも冬本番。

こんな忙しい時にとため息をつきたくなる雪も他人事ではありません。

ハナコもここ最近、1日に2回も事故を目撃してしまい、誰かの焦る気持ちは脅威になると感じています。

大切な友人が、幸せな時間と大切な家族を守れるようにと、願う気持ちは寒さとともに強くなります。

もちろんハナコ自身も。

こうして手紙を書くことで、自分にも魔法をかけているのです。

あせらない、あせらない。

ひとやすみ、ひとやすみ。

 

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ペンで字を書くこと

久しぶりに字を書くと、大人になってからリレーに出たような、「地に足がつかない」状態になることがあります。

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気持ちばかりがあせり、もどかしいペン先に気を取られているうちに、書くことまでまとまらなくなってしまう。

せっかくの便箋もなんだかせつない状態になっています。

スケジュールまで、スマホに入力だもんなぁ。

と思っていた時、母が万年筆をプレゼントしてくれました。

サラサラ字が書けるのかな?と思ったら甘かった。

未熟なハナコには、使いこなすのに時間がかかりました。

まだまだ成長途中ですが、それでも毎日書いていたらだんだんしっくり来るようになっています。

そして何より、字を書くことで得られる落ち着いた気持ち。

大量のハガキにげんなりするけど、忙しい時期だからこそ、年賀状ちゃんと書きたいな、と思ったハナコでした。

 

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