楽しいクリスマスをお過ごしください。~友人に贈るクリスマスの手紙~
12月に入り、クリスマスの雰囲気が色濃くなりました。
街のイルミネーションにも、テレビから流れるケーキのCMにも、わけもなくはしゃいだ気分になります。
友人もきっと同じ雰囲気を感じながら、家族とのクリスマスに思いをはせているはず。
それぞれが過ごすクリスマスが楽しいものになるよう、願いを込めてメッセージを贈ります。
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ステキなクリスマスにしましょう。
ジミニーさん
ジングルベルが冷たい空気をふるわせます。
街のイルミネーションも、ショーケースのケーキも、この時期だけは自分のものだと思っても許される気がする私は、子どもみたいでしょうか。
子どもの頃、サンタさんにお願いするプレゼントには無限の選択肢があったように、クリスマスの夢はどこまでも自由に思えるのです。
街の明かりを切りわけたように、家ではクリスマスツリーに光がともり、あの中のケーキは必ずひとつ、わが家にやって来る。
大人になるとますます、そんなステキなことがいくつも起こるなんて、クリスマスは奇跡みたいな時期だなと感じます。
たとえ自分で買ったケーキだとしても。
子どもが寝るのと同時にクリスマスツリーは消灯しても。
子どもたちが深く眠るのを待って、押し入れからプレゼントを引っぱり出し、ウソ寝していないか、じーっと見つめてからそろりとプレゼントを置く。
舞台を裏から見るようになっても、まだまだクリスマスの魔法にはかかったまま。
一体私は、何の魔法にかかっているのだろうと考えていました。
遠い空の下、きっと同じように家族のためのクリスマスに忙しくしながら、ジミニーさんは何を思っていましたか?
そばにいる大切な人を喜ばせること。
遠くにいても大切な人の幸せを願うこと。
クリスマスがなければ深々と寒さの中に暮れてゆく一年の終わりに、神様が与えてくれた特別な時間。
普段は恥ずかしくてなかなか口にできない愛を、確かめる日なのかもしれません。
自分も誰かを愛することができるのだと、確認できる魔法。
だから大切なジミニーさんも。
どうか楽しい時間を過ごされていますように。
家族のためにケーキを予約したり、プレゼントを探してあちこちのお店を回ったり。
やれやれと腰を下ろした街角が、美しい光に満ちていますように。
思いがけなく汗ばむ日中も、夜は一気に寒くなります。
健康には気をつけて、楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。
ハナコ
離れた場所で、充実した時間を共有すること
家庭を持ち、子どもができると、イベントを友人と過ごすことはほとんどなくなります。
家族ぐるみならまだしもですが、家族の誰をメインに人を呼ぶのか、ゲストと一緒で家族みんながリラックスできるのか…などと考えていたら、腰も重くなりがち。
おまけに子どもが少し大きくなると、今度は家族ですらスケジュールを合わせるのがむずかしくなってきました。
結婚していない友人や、身軽に遊びに出かける人の話を聞くと、いいな、と思うことはあります。
それでも考えてみると、ハナコの尊敬する人たちは、みんな家族優先。
家族のために準備に追われ、家族とともに大切な時間を過ごしています。
それでもそんな人たちを目標に、「ハナコもがんばれたな。」と思う時は、いつでも一緒に過ごしたかのような充実感があるのです。
準備に追われる時期も、すっかり片づけを終えた後も、「こんなことがあってね…」と、話す時間はいつも共に走った後のような気持ちでした。
大人になって、1人じゃないってこういうことか、と思うのです。
それぞれの目標に向かって、最大限の努力をすること。
ハナコは大切な人と、そんなふうに一緒に過ごせるようになりました。
これからも、ずっと隣を走るつもりです。
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今年のサンタクロース計画
これまではサンタクロースの存在をうたがわなかったハナコの娘も小学校3年生。
妹もいるので言ってはいけないと思っているのか、サンタさんはいないとはハッキリ言いませんが、完全に信じているわけでもない様子。
ママ友にもリサーチしつつ、どんなふうにプレゼントを用意するのがよいのか考え中です。
ハナコが22歳で実家を出るまで、母はクリスマスには必ず枕元にプレゼントを置いてくれたので、ハナコもそうするつもりでいるのですが、微妙な時期はサンタさんへのリクエストを聞き出すにも神経を使います。
好きなキャラクターは?
どんなものが欲しいの?
今までは素直に答えていたのに、「なんでそんなこと聞くの?」とけげんな顔をしたり、「サンタさんにこっそりお願いするからナイショ。」なんて技までくりだすしまつ。
しかたがないから妹(6歳)に、「ねーちゃん何がほしいって言ってた?」と聞いたら、「とんかつのぬいぐるみ。」
ホントにホント?
ホントに欲しいの?
とんかつ…
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