少し遅めの敬老の日、バタバタしててごめんね~9月22日~
全く自慢できることではありませんが、
ハナコは記念日や「○○の日」に
あまり几帳面ではありません。
家族の誕生日すら、
うっかり忘れてしまいそうで
ドキドキしています。
そんな性格なので、
「○○の日」は特に忘れてしまいがち。
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自分の関係する日が忘れられていても
全然気にならないのですが、
みんなが自分と同じではありません。
今年もそれを避けようと、
敬老の日に合わせて
プレゼントも送ったんですが、この様。
でもきっと、終わってから
「しまった!」と思うことって
たくさんの人にあると思うので、
うっかり忘れていた時のことを想定して
手紙を書いてみました。
言い訳はいやだなぁと思うし、
下手なウソも見苦しい。
ない方がいいことですが、
それでも起こってしまう、
そんな場合の自分のために書きました。
遅くなってごめんね、おばあちゃん
おばあちゃん
シルバーウィーク中の
シルバーの日だというのに。
敬老の日にちゃんとありがとうが
言えなかったこと、ごめんなさい。
なんでもうっかりしてしまう私なので、
「忙しかったんでしょう。」と
笑ってくれるおばあちゃんが
目に浮かぶのですが、
間に合わなかったことを悔やんでいます。
それでもこうして、
遅ればせながらではあるけれど、
ありがとうが伝えられることに
ホッとしています。
おばあちゃんは昔からすごく強い人で、
おじいちゃんが死んでからも、
1度も寂しいと言っているのを
聞いたことがありません。
「おばあちゃん、寂しくないの?」
と聞いた私には、お仏壇に添えられた
小さな小僧さんの人形を見せて、
「小坊さんがいるから寂しくないよ。」
と笑っていました。
1人が気楽なおばあちゃんのこと。
大人になった今なら、あながち嘘でも
なかったんだろうとわかるけれど、
まだ幼かった私には、
小坊さんしかいない生活が
とても寂しいものに思えて、
おばあちゃんを1人にするのが
辛かった記憶があります。
それでもそうしてずっと気丈に、
元気でいてくれたことに
救われて来ました。
敬老の日にいつまでも気にかけたい人が
楽しく過ごしていてくれることは、
本当に幸せなことです。
うっかりしててごめんね!なんて、
おばあちゃんが寂しい思いをしていたら
笑って言えないもの。
いつも元気でいてくれてありがとう。
朝晩冷え込むようになりました。
風邪引かないように、体を大切にしてね。
また会いに行きます。
ハナコ
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どうしても避けたかったこと
うっかり忘れていたことを、
なかったことにはできません。
ですがどうしても、「忘れていた」とは
書かないように気をつけました。
「忘れていた」と言っても気にしない
性格のおばあちゃんなのですが、
そこはハナコの意地。
最低限のエチケットでもあります。
嘘や言い訳にしなくても、
心を伝える言葉がきっとあります。
そのことに一生懸命心を砕いたことは
きっと相手にも伝わると思っています。
お野菜の後日談
以前お話したように、
敬老の日のプレゼントとして
ハナコはお気に入りのお野菜セットを
おばあちゃんに送りました。
商品が到着する3日前、
ハナコのもとにはお野菜のリストが
メールで送られてきました。
1.じゃがいも
2.玉ねぎ
3.牛蒡
4.グリーンレモン
5.ほうれん草
6.サラダ菜
7.小松菜
8.小ネギ
9.ニラ
10.ホワイトしめじ
ちょうど夏野菜が終わり、
秋のお野菜も出揃う前の時期。
旬のお野菜が売りのこのショップでは
真新しさはないかな?と感じました。
プレゼントですとはお伝えしたものの、
先方の好みだとか、
秋野菜のリクエストをしたわけでは
なかったので、
お任せしようと思っていました。
自分もしばらく使っていた経験から、
それでもここのお野菜なら
喜んでもらえる自信があったから。
到着後、おばあちゃんからは
とてもおいしいという電話が。
ニラはレバーじゃなくて
豚レバーにしたとか、
レモンは使い切れないから
はちみつに漬けておやつにしたとか。
使い慣れないものも
楽しんでくれたようでした。
次は一緒においしいものを
食べに行こうね。
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