晩秋の小春日、友人に送る11月の手紙~11月1日~

小春日和がテーマになった問題を、クイズ番組でも時おり見かけます。

小春とは、旧暦10月の異称。

新暦では11月に入った文化の日あたりからの、およそ1か月を指すようです。

朝晩はすっかり冬の寒さでも、日中はぽかぽか陽気なんて日も多いこの時期。

ほっと和んだ時間に友人からの手紙を読みながら、感謝の気持ちを込めて返事を書きました。

 

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あなたの優しさが沁みる小春日和

ジミニーさん

窓からの日があたたかいので、裸足になってジミニーさんからの手紙を読み返していました。

忙しい中、それでも細やかな優しさをちりばめた言葉に癒されています。

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さだまさしも、

こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさがしみてくる

って言ってたな、なんてうとうとしながら考えていました。

太陽が精一杯の力を振りしぼってプレゼントしてくれたようなポカポカ陽気は、本当に誰かの優しさみたいな気がしてきます。

私にはジミニーさんの優しさが、じんわりと光を通して伝わって来ました。

ジミニーさんの手紙には、近況や休日出かけた場所、興味のあることやおいしかったものの話の後に、時々「何かあったらいつでも話して下さいね。」と書いてあることがあって、私は前回自分で書いた手紙のことを思い出します。

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そんなときはいつも、心に引っかかったままになっている、気がかりがあります。

私はジミニーさんにとって「日々心穏やかに過ごす落ち着いた友人」でありたいと思っているので、大きな出来事であれば話すことはあっても、それによって波を描く自分の気持ちを細かくは話さないようにしています。

落ち込んだり笑ったり、私だったら友人のそんな気持ちにシンクロすることに疲れてしまうから。

けれどジミニーさんは、言葉に隠した波を感じてさらに「受け止めるよ」のサインをくれます。

今日はそのことに、心底救われていると、改めて確認した小春日和でした。

波も悪くないな、なんて思えるのは、秋の日差しみたいに暖かく受け止めてくれる人がいるから。

今度は幸せの縁側に、ご招待しますね。

楽しみに待ってますよって、笑ってくれるジミニーさんが浮かびます。

まだまだがんばれそうです。

 

ハナコ

 

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あなたがくれる、小春日和みたいなあたたかな手紙

ご機嫌伺いのつもりが、へこんだ気持ちがばれてしまう、ジミニーさんにはそんなことがよくあります。

たいしたことないんですよ、なんて調子で手紙の最後に書いた内容に対する返事がすぐに来た、ということも珍しくありません。

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本当は誰かに聞いて欲しかった。

大丈夫ですかって言って欲しかった。

けれど「大人の女性」でありたいハナコは、上手に甘えることが下手くそです。

それでも気持ちをくんでくれるジミニーさんには、とても感謝しています。

小春日和の日向に転がって手紙を読み返していたら、わかってもらえることの幸せがじわじわ沁みて来ました。

ハナコにできる最大のお返しは、いつかジミニーさんや、ハナコの大切な人たちが同じように沈んだ気持ちでいる時、ジミニーさんのように受け止めてあげること。

いつか幸せの波が来た時には、ジミニーさんも一緒に幸せな気持ちになれるような手紙が書けたらいいなと思います。

 

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