休み明け、明日からもがんばりましょうねの残暑見舞い~8月16日~
とうとう長い休暇も終わり、明日からは平日。
主婦のハナコはまだしばらく子供の夏休みに振り回されますが、社会人のジミニーさんはお仕事です。
まだまだ残暑の残る中、激務に戻るジミニーさんにはエールをこめた残暑お見舞いを送ります。
対するハンバートさんはイベント終了直後。
すっかり脱力しておうちで休養しています。
こちらにはカンフル剤代わりの気合のメッセージ、一筆入魂となるような手紙を意識しました。
過ぎ行く夏を忘れて明日からは
ジミニーさん
待ちわびたお休みも終わるのはあっという間。
お疲れは残っていませんか?
毎日顔を合わせているとは言っても、こんなにもゆっくりとご家族と一緒に過ごせる時間は久しぶりだったと思います。
まだまだ名残惜しいとは思いますが、きっとこの休暇はジミニーさんのパワーの源になりますね。
ブルーマンデーも涼しい顔で乗り切るジミニーさんが浮かびます。
あんなに参っていた暑さも、あちらこちらへと場所を変え、遊びに夢中になるうちに、秋の空気を含むようになりました。
今日は自宅では久しぶりにエアコンをオフにして過ごしています。
関東も涼しくなったでしょうか?
空が暗くなるのも1か月ほど前と比べると、すっかり早くなりました。
勝手なもので、こうなるとなんだか寂しいな、なんて思ってしまいますが、楽しかった夏に感謝し、これから迎える秋にも前向きでいたいなと思います。
これまでもずっと、私が夏の終わりをさびしがると、ジミニーさんは子供の頃の秋の思い出をたくさん話してくれました。
今年もきっと私は食べ過ぎて太っただの、学校行事で忙しいだのと言うのでしょう。
そしてそのたびにジミニーさんになだめたり励ましたりしてもらいながら、乗り切るのだろうな、と思います。
いえ。
そうして乗り切れたら幸せだな、と思います。
ジミニーさんがいてくれた秋はいつも祝福されていました。
今年も実り多き秋になるといいな、と思っています。
こんな私ですが、ジミニーさんのためなら焼きいもくらい作ります!
がんばりましょうね、明日から。
ハナコ
◎ 書き出し
メンタルはとってもタフなジミニーさんでも、さすがに休暇の終わりに仕事への意欲が猛烈にわいている、とは考えられません。
休暇中の疲労をねぎらい、明日からのお仕事にエールを送ります。
◎ 本文
あえて残暑にはふれず、これから迎える涼しい季節のことを話題にしました。
まだまだ厳しい暑さが続くことはお互い承知の上ですが、秋の楽しみに触れて前向きに進めます。
◎ 結び
季節の変化や次から次へとやって来る行事にも、これまでジミニーさんにはずっと励まされてきました。
今年もジミニーさんのおかげで穏やかな気持ちでいられることに感謝して結びます。
いい加減に戻っておいでよ、あなたもこの暑さみたいに。
ハンバートさん
おかえりなさい!
真夏の石狩で、朝日が昇り切ってしまったんですね。
ゲッソリと転がっているあなたが目に浮かびます。
遊び過ぎだとか、はしゃぎ過ぎだとか。
出尽くしましたからね。
寝てなよ、にしましょうか?
一年で一番楽しみなイベントで燃え尽きたあなたには、残暑もたいした問題ではないかもしれません。
何より北海道では、すでに秋の足音さえしているかもしれない。
きっとそれすらわからずに疲れて眠っているでしょうけど。
心からよかったなって思ってますよ。
そんなクタクタになるまで夢中になれたこと。
うらやましいくらいです。
目が覚めたら、これからのことを話しましょうね。
どれくらいイベントが素晴らしかったかは、あなたを見るだけで十分です。
私が現実に引き戻してあげます。
なんて。
聞いてよ!って騒ぐあなたが見たいだけです。
私たちが出会った頃の何もなかった夏と比べたら、ウソみたいな夏でしたね。
何よりも楽しかったよ、と話せるあなたがいることが、今年も夏を素晴らしいものにしてくれました。
ハナコ
◎ 書き出し
なにもしたくないハンバートさんに、ハナコなりのエールで書き出しました。
◎ 本文
イベントの途中も時々連絡をくれていたハンバートさん。
どれだけ楽しい時間だったかは伝わったよ、の気持ちを込めました。
◎ 結び
これまでにはいろいろあって、それでもお互い穏やかに楽しめる場所にたどり着けたハナコとハンバートさん。
おおはしゃぎをからかいながらも、何かをくぐり抜けた仲間のような気持ちもあります。
心から夏を楽しめたことを喜ぶ結びにしました。
全く違うタイプ、違う夏を過ごしたジミニーさんとハンバートさん。
言葉を交わし合えることでそれぞれ違った力をもらっています。
ハナコの残暑もこれからが勝負。
ジミニーさんをねぎらい、ハンバートさんに喝を入れながら、実はハナコが元気をもらっています。