晩夏に伝えたい、祖母への夏のお礼~8月26日~

 

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長いと思っていた夏休みも、

いよいよ終わりに近づいています。

 

最後の夏祭りとも言える

地蔵盆が終わると、

祭りの後の静けさが沁みます。

 

秋の訪れとともに

また賑やかになる前の、

静かな夏の終わり。

 

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少し疲れた体を癒しながら、

思い出を振り返って

お礼の手紙を書きました。

 

顔見れてうれしかった、ありがとうおばあちゃん

 

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ハナコの出身地に住む

おばあちゃんは今年84歳。

 

おばあちゃん子だったハナコは

とてもかわいがってもらいました。

 

84歳という高齢も感じさせないパワーで、

今ではひ孫にあたるハナコの娘たちの

通学バッグなども手作りしてくれています。

 

職業婦人だった経験からか、

妥協を許さない姿勢は

見習うところがたくさん。

 

それでもひ孫たちには

太陽のように優しく、

よろこぶお菓子をたくさん用意して

待っていてくれました。

 

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おばあちゃん

汗をふきながら、

おばあちゃんの家に遊びに行ったのは

つい先週なのに、

朝晩の空気はすっかり秋めいて、

まるでずっと前のことのようです。

 

おばあちゃんも涼しくなったベランダで、

朝顔のたねを集めているかしら。

 

昔よく、お盆に遊びに行った帰り、

おばあちゃんの家のベランダで

朝顔のたねを集めて

もらって帰ったことを思い出します。

 

おばあちゃんにしばらくまた

会えなくなることや、

夏が終わることがさびしくて、

切なくなりました。

 

あの頃と変わらない元気な顔を見たら、

朝顔のことを思い出したよ。

 

今回も、子供たちにたくさんの

プレゼントありがとう。

 

2人は毎日、

おばあちゃんの作ってくれた

通学バッグや通園バッグに

荷物をたくさん入れて、

がんばっています。

 

「ひいばあちゃんのバッグ」

って呼んで、大切にしてるよ。

 

お菓子やおもちゃに劣らない気持ちも、

届いているからね。

 

そして何より、一緒に行けた

地蔵盆の思い出が、かけがえのない

夏休みの宝物になりました。

 

来年もいっしょに出かけようね。

 

急に寒くなることもある季節です。

 

体にはくれぐれも気を付けて、

元気でいてね。

 

秋にまたみんなで会いに行きます。

 

ハナコ

 

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おばあちゃんがホッと一息つきながら、

この手紙を読んでくれることを

想像して書きました。

 

夏の終わりと手紙の終わり、

またしばらく会えないことで

寂しさを感じないように結びました。

 

来年のことや次の約束で

楽しい気持ちになれますように。

 

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おばあちゃんとの思い出話は

尽きませんが、

ひ孫もかわいがってくれる

おばあちゃんには、

2人の気持ちも伝えておきたい。

 

なかなか会えなくても、

2人の成長に不可欠な存在であることに

ポイントをおきました。

 

読むことが負担にならないよう、

短くまとめることも心がけました。

 

 

 

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